あやしい顕微鏡日記

どうも・・、こちらは主に顕微鏡のことを書いた雑記帳みたいなもんです。(^^;

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E-330で顕微鏡写真を撮る

実に久しぶりの顕微鏡日記更新である。

今日は、オリンパスのE-330を顕微鏡に接続するアタッチメントが届いたので早速テストしてみた。
顕微鏡はオリンパス BHC、撮影用レンズはオリンパス FK5×、接続アダプタはビクセンのMFTアダプターとケンコーのTマウントを使用した。
観察した資料は、MWS(ミクロワールドサービス)で作成していただいた珪藻プレパラートである。

P2030082.jpg
E-330は拡大モードのライブビューが使用できるので、かなり正確なピント合わせがモニターを見ながら行える。 ・・はずなのだが、撮影しているときの手応えに比べ、記録された画像のピントがどうもいまいちという感じがする。
しっかりピントを合わせたはずなのにピンボケ写真になっていたり、ピントが合っていても解像感が少なかったりと、どうも全体に画像の品質があまり良くないように思える。

P2030098.jpg
これは SplanApo 40×による画像だが、狙いの箇所にピントが合っているし、シャッターの振動による手ブレが出ているようにも見えないが、解像感はあまり良くない。

P2030092.jpg
こちらは DplanApo 10×の画像。10倍の対物ではかなり高い解像感が得られるようだ。
コリメート法による撮影の時は、10倍対物ではあまり良い解像感が得られなかったので、全く逆さまになったみたいだ。

今回の一眼デジカメによる顕微鏡写真撮影のテストは、どうも良く分からない結果となってしまった。
100倍の対物レンズによる撮影も試していなかったし、高倍率で解像度が低下している原因やピント合わせの問題など、もう少しいろいろ試行錯誤してみる必要がある。

  1. 2008/02/03(日) 23:15:04|
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暗視野コンデンサ

今年はツバキキンカクチャワンタケが随分早くから出ているというので自宅の椿樹下を探してみたら、程良く胞子を飛ばしている個体が見つかった。
前々から暗視野コンデンサを使って子嚢菌を観察したいと思っていたのをやってみた。

暗視野で見るツバキキンカクチャワンタケの子嚢は透明なガラス細工のようで、立体感にあふれていた。
(対物レンズ:SplanApo 20 )
EDSCN7325.jpg

(対物レンズ:SplanApo 40 )
EDSCN7327.jpg

この暗視野コンデンサ(オリンパス DC-W )というのは実は正しい使い方が良く分からない。
分からないけど適当に使ってそれなりの画像が見えているので、それでたぶん大きな間違いはないと思う。 第一、使い方といってもコンデンサ絞りがあるわけではなく、調整できるのはセンター合わせとコンデンサの上下の位置だけだ。おまけにコンデンサとスライドグラスとの間も油浸にするので上下の位置といっても調整する余地はほとんどない。要するにコンデンサのセンター合わせと視野絞りくらいしか触るところはないのだ。
でも何か根本的に間違ってるところがあるかも知れないとういう不安は少しある・・。

<1/17追記>
ちなみに普通のコンデンサを使った明視野観察の画像はこんな感じ
(対物レンズ:SplanApo 20 )

EDSCN7320.jpg

  1. 2007/01/06(土) 22:09:01|
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SEMほしい!

昨日、某所のSEM(走査型電子顕微鏡)使わせていただき、これまで採集してきた幾つかの種類のケシボウズの胞子を観察してきた。
ケシボウズの分類はともかくとして、ひとつ確認しておきたかったのが、光学顕微鏡とSEMによる胞子画像の違いである。

先ずはTulostoma adhaerens(今のとこ和名なし)の胞子
筋の入った大型の刺に全面が覆われた特徴的な胞子だ。光学顕微鏡でも大型の刺に全面が覆われている様子は分かるが、刺に入った筋は何となく分かる程度である。
Tulostoma adhaelens

次はナガエノホコリタケの胞子
マスクメロンのような編目の入ったものが多く見られるのは光学顕微鏡の特性によるものかと疑っていたが、そうではなかった。SEMで見てもはっきりと編目になっているものが多い。
Tulostoma fimbriatum var.campestre

これはウロコケシボウズタケの胞子
これも光学顕微鏡で見ると、やや畝状~網目状の部分が見えるのだが、SEMで見てもやっぱりそんな風に見えるような構造をしていることが良く分かった。
Tulostoma squamosum

これらの画像を見る限り光学顕微鏡もなかなかいい線をいっているなと改めて実感した。胞子による同定も慣れれば光学顕微鏡で十分行えるのではないだろうか。

最後にもう一度Tulostoma adhaerensの胞子
これくらい倍率を上げるともう全くSEMの世界だ!
SEMがもっと小型になって自分の机の上に置いてあったら、1日中でも見ているだろうなあと思った。
あぁ、SEMほしい!
Tulostoma adhaelens

  1. 2006/12/17(日) 20:44:18|
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CoolPix5000を使ってみる

顕微鏡画像の撮影用に、仕舞い込んであったCoolPix5000(E5000)を引っ張り出してきて、ちょっと前から使っている。
E950などと同じレンズ径に変換するアダプターがあったのを思い出したからだ。
E5000を顕微鏡撮影用に使用する利点は、1画像の歪曲収差が非常に少ないことと、2ノイズリダクション機能が充実していること、3画素数がE990などに比べ多いこと、だろうか。
DSC_3635.jpg

E5000の歪曲収差の少なさを確認するために、対物ミクロメーターを撮影した画像を並べてみた。
E950やE990では「糸巻き型」の歪曲収差がかなり目立っているのが分かるだろう。これだけ歪曲収差があると画像の中心部分と周辺部分ではけっこうサイズも変わってしまうのではないかと思っていたのだが、実際に計測してみると、E950の×1000画像で中心部分の10μmが190pix程なのに対し周辺部分では205pix程もあり、約8%の差があることが分かった。
これに対しE5000の画像は気持ちが良いほど真っ直ぐで歪曲収差が非常に少ないことが分かるだろう。中心部と周辺部の目盛りの実測も1.5%程の違いしかなかった。
Scale01.jpg

ところで、上の画像をよく見ると、もっと色々なことが見えてくる。
先ずはE5000の画角の広さだ。もちろんE5000もズームを望遠側いっぱいで使用しているのだが、E950が横に80μmを写しているのに対しE5000では100μmも写し込んでいるのだ。
10μm当たりの画素数を実際に計測してみると、おおよそ E950=190pix, E990=270pix, E5000=250pix となって、微細な構造の解像度を求めるなら意外にも300万画素のE990の方が500万画素のE5000よりも有利であることが分かった。
それから、×1000のE5000の画像(左上)をよく見ると、問題が2つあることが分かる。
一つは周辺の色収差が大きいこと。もう一つは画像の中心に白っぽいフレアが出てしまうことだ。色収差は画角が広いことが影響しているかも知れないが、レンズの相性が悪いのだろうか? フレアについては、E950でも若干気になっていたのだが、不思議とE990(E995)では発生しなかった。ところがE5000の場合は×400以下の低倍率でも気になるほどのフレアが出てしまうのだ。サイズ変換のアダプターを介してカメラを接続しているため、接眼レンズとカメラのレンズがかなり離れてしまっている影響なのかも知れない。
このあたりを解決しないと、残念だがE5000は顕微鏡用カメラとして使えないようだ。
  1. 2006/09/10(日) 00:17:09|
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コフキクロチャワンタケ

第三渓谷進行中の山鳥さんから珍しいコフキクロチャワンタケを新鮮な状態で送っていただいたので、早速そのミクロの姿を観察してみた。

子実体は内側の子実層面がまっ黒く、外側は鮮やかな赤色の粉を吹き付けたようで、そのコントラストがなかなか美しいきのこだ。
DSCN0573.jpg

自然放出させた胞子をドライ(左)と水封(右)で観察してみた。
胞子は表面が平滑で1個~数個の油球を持つ。黄色っぽく見えるゴミは「赤色の粉」の正体だろう。
DSCN7007.jpg

子嚢盤はゴムのような感触で薄くスライスするのはなかなか難しいので、かなり厚切りにして子実層全体の断面を写してみた。こうやって断面を見ると子実層はそんなに黒くは見えない。反対に赤い粉を吹いていた外側の方が真っ黒に見える。また、子実層は非常に剥離しやすい。
DSCN0593.jpg

子実層の拡大写真(200倍)。なんだかコントラストが強くなりすぎたのは、開口絞りを絞ったからではなくて、画像処理の失敗みたいだ。
DSCN0588.jpg

倍率を上げて400倍で見た子嚢の様子。
DSCN0585.jpg

メルツァー液を加えてみたが、予想どおり反応はない。
側糸の先端はそれほど膨らまず、隔壁は持たないようだ。
DSCN0581.jpg

  1. 2006/08/09(水) 00:08:00|
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