あやしい顕微鏡日記

どうも・・、こちらは主に顕微鏡のことを書いた雑記帳みたいなもんです。(^^;

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実体顕微鏡の比較

「照明付きで3万円以下の実体顕微鏡を探して欲しい・・」という依頼にやっと応えることができた。

それが写真右側のオリンパスのSZ40。架台が標準品ではない自作品となるが、インバーター式の蛍光灯照明が付き、顕微鏡自体の程度もかなり良いものだ。
実体顕微鏡

左側は私が普段愛用しているNikonのSMZだ。
この2機種は、どちらも広く世間に普及し定評のある実体鏡である。せっかくなので、両機でいろいろなものを覗いて性能を比較してみた。SZ40の試料台に置いてあるのは庭のエノキタケだ。

一見して分かるのが、SZ40の方が図体が大きくてワーキングディスタンス(対物レンズから試料台までの距離)が長いことだ。実体顕微鏡を覗きながらの作業ではSZ40の方がかなり有利となるだろう。また、接眼レンズもSZ40の方がハイアイポイント仕様となっており眼鏡をかけたままでも視野がケラれることなく非常に見やすいものとなっている。倍率もSMZが8-40倍なのに対しSZ40は6.7-40倍となっており低倍率側に有利である。わずかな倍率の差と思われるかも知れないが、実際に覗いてみると6.7倍と8倍の差は歴然としている。

最大倍率での解像度の比較では両機の差は殆ど感じられなかった。
また、低倍率からの解像感や立体感も両機とも非常に優秀で甲乙は付けがたい感じだが、SZ40の方がややコントラストが高く、被写界深度も深いように感じられた。恐らくSMZに比べてSZ40の方がF値が大きい(暗い)せいではないかと思われる。
なお、気のせいかも知れないが、SZ40の画像には何となく不自然な像面の平坦性(?)が感じられるように思えた。これに対しSMZの画像は非常にナチュラルで違和感が全くない。まるで自分自身がミニチュアサイズになって、きのこのひだや花びらの上を歩いているような感じだ。ちなみにこのSMZという実体鏡は恐らく35年以上前の設計で、殆ど進化しないまま現在も生産販売されている超ロングセラーの製品だ。これに対しSZ40の方は比較的新しい(と言っても15年以上前でしょうが)設計だが、現在は生産が終了している。
(これらの比較は、あくまで肉眼観察のみによる私の感覚的なものなので一般的な評価とは違いがあるかも知れません。)

オリンパスのSZ40をこれだけじっくり観察したのは初めてだったが、非常に高性能な実体鏡であることが分かった。SMZと取り替えてしまいたい衝動にもかなり駆られてしまう・・。
これで2万円台というのは許せないような価格だ。依頼主もこれなら文句は言えないだろうな・・。
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  1. 2009/01/26(月) 22:18:47|
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