あやしい顕微鏡日記

どうも・・、こちらは主に顕微鏡のことを書いた雑記帳みたいなもんです。(^^;

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CoolPix5000を使ってみる

顕微鏡画像の撮影用に、仕舞い込んであったCoolPix5000(E5000)を引っ張り出してきて、ちょっと前から使っている。
E950などと同じレンズ径に変換するアダプターがあったのを思い出したからだ。
E5000を顕微鏡撮影用に使用する利点は、1画像の歪曲収差が非常に少ないことと、2ノイズリダクション機能が充実していること、3画素数がE990などに比べ多いこと、だろうか。
DSC_3635.jpg

E5000の歪曲収差の少なさを確認するために、対物ミクロメーターを撮影した画像を並べてみた。
E950やE990では「糸巻き型」の歪曲収差がかなり目立っているのが分かるだろう。これだけ歪曲収差があると画像の中心部分と周辺部分ではけっこうサイズも変わってしまうのではないかと思っていたのだが、実際に計測してみると、E950の×1000画像で中心部分の10μmが190pix程なのに対し周辺部分では205pix程もあり、約8%の差があることが分かった。
これに対しE5000の画像は気持ちが良いほど真っ直ぐで歪曲収差が非常に少ないことが分かるだろう。中心部と周辺部の目盛りの実測も1.5%程の違いしかなかった。
Scale01.jpg

ところで、上の画像をよく見ると、もっと色々なことが見えてくる。
先ずはE5000の画角の広さだ。もちろんE5000もズームを望遠側いっぱいで使用しているのだが、E950が横に80μmを写しているのに対しE5000では100μmも写し込んでいるのだ。
10μm当たりの画素数を実際に計測してみると、おおよそ E950=190pix, E990=270pix, E5000=250pix となって、微細な構造の解像度を求めるなら意外にも300万画素のE990の方が500万画素のE5000よりも有利であることが分かった。
それから、×1000のE5000の画像(左上)をよく見ると、問題が2つあることが分かる。
一つは周辺の色収差が大きいこと。もう一つは画像の中心に白っぽいフレアが出てしまうことだ。色収差は画角が広いことが影響しているかも知れないが、レンズの相性が悪いのだろうか? フレアについては、E950でも若干気になっていたのだが、不思議とE990(E995)では発生しなかった。ところがE5000の場合は×400以下の低倍率でも気になるほどのフレアが出てしまうのだ。サイズ変換のアダプターを介してカメラを接続しているため、接眼レンズとカメラのレンズがかなり離れてしまっている影響なのかも知れない。
このあたりを解決しないと、残念だがE5000は顕微鏡用カメラとして使えないようだ。
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  1. 2006/09/10(日) 00:17:09|
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